欧州
2005年版
その3
東京での稽古も終えていよいよ欧州へ。今回はまず、ノルウェーのベルゲンという町へ。ここはフィヨルド観光の起点となっている町で、空港から町への道のりでもその景観を見ることが出来ました。ただ、オスロからその日のうちには移動出来ないのでまずは空港側のホテルで一泊。
どうです、いきなりの紫の壁。さすが家具などのおしゃれなデザインで知られる北欧。
ホテルの随所にそのセンスの良さが光ります。
部屋のソファーやベッドも少し濃いめのパステルカラーに柔らかい曲線のシンプルな作り。長旅の疲れの忘れます。
翌朝、ふと目が覚めて窓を開けてみると、素敵な朝焼け。
もう白夜の季節ではないのですが、初秋のいまは六時台でこんな感じ。
おかげで気持ちの良い朝になりました。
そして、ノルウェーのホテルと言えば豪華な朝食と聞いていたのですが、ご覧の通りの充実度。何より嬉しいのは魚料理の豊富さ。ヨーロッパの朝食はハムなどの肉類がどうしても中心になってしまうので、こういう朝食はとても嬉しいのです。
さて、充実の朝食を食べチェックアウト後、再びオスロの空港へ。
フライトまで時間があったので、空港内をブラブラ。で、見つけたのがこれ。
とはいっても最初に見つけたのは美術の小竹正節さん。この方はいつもこういったちょっと変なものを見つけるんです。その観察力がああいう美術を生むんですねえ。
で、これは何かと言うと、この真下に足の形が描いてあって、そこに立つと上から音が降ってくるって言う仕掛け。これが三つ設置してあって、一つは水音、もう一つは静かにささやく男の声、もう一つは鳥の声(これは他の人が聴きに行ってました)。
一体何のためかは結局不明。
午後4時ぐらいにベルゲンの町に到着。ご覧の通りの港町
おもちゃのような町並みが広がっています。
早速、この町を一望出来るフロイエン山の上にケーブルカーで登ってみました。
フィヨルドというのは氷河によって侵食された谷が沈み込んで出来た狭い湾のことだとか。この入りくんだ入り江もその一端を垣間見せてくれています。
山の頂上は風が結構あって寒かったのでそうそうに降りて来ました。お次は世界文化遺産になっているブリッケン。ここは13〜16世紀に建てられたドイツのハンザ商人(世界史で習いましたね。14〜15世紀に一大勢力を誇っていた北ドイツの商業同盟)の家や事務所が立ち並んでいる地区。何度も火事で消失したりして復元されたものだそうです。家と家との間に細い通路があって奥まで入るとこんな風に二階に上れる階段があちこちにあります。全て木造のこの建物群、時を忘れそうになる静かな佇まいの素敵な場所でした。
翌日の朝は、魚市場へ。とは言っても屋台のお店が数軒出ているだけですが、さすがに港町。美味しそうな魚介類が並んでいました。
ところで、このアンコウ、ベルゲンの人はどうやって食べるのかなあ。鍋にはしないだろうし・・・あっ、ブイヤベースっていう手もあるか。
ベルゲンに着いて三日目、いよいよ稽古が始まりました。
結構傾斜のある客席の一番下と同じに高さに演技エリア。もともとダンスなどのカンパニー用に作られたとか。上から見るとなかなか面白い空間ですね。二日後の初日へむけて稽古は進んでいきます。
つづく