欧州
2005年版
その4
いよいよ、オスロ。雨と曇り空から離れられるだけで気分は上々。なんて言うとベルゲンのひとに怒られちゃうけど、それほど晴れた空を見なかったベルゲン。静かな港町というイメージがぴったりでした。サーモンの美味しさはとびきりだったなあ。
ベルゲンを発って再びオスロへ。空港から市内へはバスでの移動。西はローマから東はロシアまで。「すべての道はローマへ通ずる」の言葉通りの『E6』というハイウェー。
両側の森や畑を縫うようにしてというか、寸断して通っているので、ここノルウェーでは動物たちのためだけに橋を造ったりしています。途中の看板には「カモシカ注意」なんて書かれていたり。でも、「〜カントリークラブ」とか「ホテル〜」なんて目障りな広告看板は一つもないのがヨーロッパ。たっぷり景色を楽しませてくれます。
ああ、太陽の光が嬉し過ぎる。と思わずこのオスロフィヨルドの波止場に立ってつくづく感じてしまいました。穏やかな海とどこまでも広く青い空。
いつまでもここに居たくなってしまいます。
ここ、国立劇場は1899年に建てられ、イプセンの作品を主に上演しています。そんな歴史を伺い知ることの出来る立派な外観です。
と、観光気分のまもなく、朝からこの劇場で仕込み。
実は今日の夜にはもう初日。移動日でもあった前日が日曜日だったので劇場はお休みのため全く動くことが出来なかったからなのですが、朝からヨーイドンで夕方からの場当たりまで進みます。
さすがに国立劇場のスタッフさん達は優秀でテキパキとこなしていきます。おかげで時間に余裕が出来るくらいの進み方。
無事に稽古も終えて初日。今日は在ノルウェー大使もいらっしゃいって開演前にご挨拶。いいテンポで芝居も進んで無事に終演。初日のレセプションを劇場が主催してくれたのでいそいそと館内に設けられたパーティー会場へ向かいます。
歴史を感じさせる館内のレセプション会場。美味しいスパークリングワインやワインにビール。そして、オープンサンド、ケーキ。大使もご同席下さり、役者さんたちとお話なさっていました。
そんな和やかに過ごしたレセプションもお開きになり、初日はすべて無事終了。
役者さんたちもほろ酔い加減で楽しくホテルへ帰りました。
つづく