伊豆半島遊び

伊豆半島の付け根の丹那というところに小さな仕事場を構えて6年。時間を見つけては、いろいろ回りましたが、伊豆半島、観光スポット満載で本当に楽しい。

3月の終わり、だからもうだいぶ前になりますが、石川県から、Yamaさんとけいこさんが遊びにきてくれました。お世話になっているお二人を、おもてなしする!!というミッション(我が家の命題でした😁)。

熱海の駅にお迎えに行きましたが、石川に住んでいるお二人にとって、「熱海って聞いたことあるけどどこ?」ってな感じだったらしいです。遠いよね。

せっかくだから、♪熱海の海岸散歩する♪貫一お宮の像の前でパチリ。

「明治時代から多くの文豪たちが居を構え、名作を執筆した熱海。 その中でもひときわ有名なのが、明治30年より6年間「読売新聞」「新小説」に断続的に掲載された 尾崎紅葉の小説「金色夜叉」(こんじきやしゃ)です。」とあります。

♪熱海の海岸散歩する♪と歌の出だしは知っているものの、金色夜叉は、読んだことなく、尾崎紅葉もお名前だけ存じ上げるという(^o^)

夜は、日本海のおいしいお刺身を食べているお二人に、伊豆で取れるお魚を楽しんでいただき、私たち一押しの、修禅寺にある平井生肉店のお肉でバーベキューを楽しんでいただき、最後にはお土産で持ってきてくれたうなぎを七輪で炙って、ご飯の上に乗せて、うまうまで食べ。もちろん日本酒もいろいろ堪能。

翌日は、けいこさんのリクエストで、浄蓮の滝。そして旧天城トンネル(旧天城隧道)へ。

浄蓮の滝は、石川さゆりさんの歌の歌詞にもなっていて、なんとなくメジャーすぎて、今まで訪れたことはなかったのですが、行ってみたら、なんと清々しい、景色。人もあまり多くなくて(海外の方ばかりでしたが)、滝壺の水の色が鮮やかでありました。夏に来たら、涼しくていいかも。

そして、旧天城トンネル。いくまでの道が、凸凹が凄くて、車の中で、手に汗握っておりましたが、伊豆の踊子(川端康成)、天城越え(松本清張)にも出てくるこのトンネル。

なんとも風情があって、違う世界に連れて行かれたような、そんな気になるのでした。
ほとんど、人はいなくて、歩いても通れるし、車でも。

けいこさんは、天城越えを読んでいて、ここに来たかったのだと!ここも、提案してくれなかったら来るはなかったろうなぁ。松本清張の天城越えも読んでみようと思いました。

小説に出てくる世界を覗き見するのは、楽しいですよね。今で言うところの「聖地巡礼」でしょうか(^o^)

楽しい二日間でありました。来てくれてありがとう!!

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